プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関による情報サイト
クリスマス・イブの日は、
付き合ってから一週間も経っていませんでした。
彼がプレゼントをくれただけでも驚いてしまい、嬉しかったのに、
まさかそれが、プラチナのジュエリーだったなんてーー。
そもそも好きになったのは私。
会社の面接官だった彼に、ひと目惚れをしたのです。
そんな人とクリスマスを過ごせるだけでも、当たり前ですが、幸せでした。
イブの夜の別れ際。
「金属アレルギーになりにくいし、錆びないから」
そう言って彼が差し出してくれたのは、
ハートのダイヤモンドの輝く、プラチナのネックレスでした。
まだ、お互いの好みも、苦手なものも分かっていなかった私たち。
彼は迷いながら一人でプレゼントを探し、プラチナだったら
どんな人でも安心して身に着けられることを調べてくれていたのです。
彼の行動に驚いたと同時に、その気遣いと照れた姿が素敵で、
彼が憧れの大好きな人から、とても愛しい人へと変わり始めたのを覚えています。
あれから二年。
彼はあの日のように少し照れながら、私にプロポーズをしてくれました。
プラチナのエンゲージリングを、今度は二人で探そうと思っています。
(大阪府 27歳 女性)