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2019.7.25
2023.8.18
ネックレスは、使われる貴金属の種類やデザインによって大きく印象が異なります。また長さが変わるだけでも全く別のもののようになります。
夏のトップスには今のままで可愛いけれど、冬のニットに合わせる時はもう少し長くしたい、襟ぐりの形にあわせてネックレスの長さをわずかに調整したい、なんて思う時もあるのではないでしょうか。
最近では長さを調整できるタイプのネックレスもあります。ここではネックレスの長さのタイプやその調整方法などをご紹介します。
一般的な40~45㎝の長さのネックレスで、首元を華奢に見せます。丸い襟ぐりにきれいに沿い、またシャツの襟もとからもペンダントがちょうど覗く長さです。
ちなみに「ネックレス」とは首回りにつけるジュエリーの総称で、釣り下がり部があるのがペンダントタイプのネックレス、釣り下がったものを「ペンダント」と呼びます。
少し長めの50-60㎝ネックレス。詰まった襟でもペンダントが中に入り込まず、またタートルネックや少し厚みのあるニットにも合わせやすいです。首元に余裕が出るので、年齢を重ねても使いやすい長さです。
80㎝前後のロングネックレス。ペンダントよりはチェーンネックレスに適しています。縦のラインを強調し華やかに見せるので、ワンピースやドレスに。また首に二重に巻いて着けるとボリューム感のあるネックレスとなり、意外と使い勝手のいい長さです。
最近では長さを調整できるタイプのネックレスもあります。スライドチェーンまたは、アジャスターチェーンがついたネックレスです。
チェーンをスライドして長さを変えることにより、ご自身でサイズを調節できます。ストッパーの役割をもつボール部分を持ち、チェーンをスライドさせる要領でゆっくり移動させます。ボールの中にシリコンが入っているので、自由に動き好きな位置で長さが固定できます。
先だけをつまんで引っ張ったり、逆方向に無理な力をかけるとチェーン切れの原因となることがあるので気をつけましょう。
アジャスターチェーンとは、引き輪(つまみを動かすことで開閉できる留め具)をアジャスターチェーンの好きな位置につなげることで、チェーンの長さを微調整することができるパーツです。
右の写真はブレスレットですが、引き輪をアジャスターチェーンの好きな位置でとめることで、ブレスレットの長さを調整することができます。
アジャスター(長さ調節用の)チェーンは、5㎝程のシンプルなものから、シリコンパーツで自由に長さ調整ができる10㎝程度のものなど、長さや機能の異なる様々な種類があります。
さらに、お手持ちの他のジュエリーと組み合わせて使うことで、長さのバリエーションを楽しむ方法もあります。
ロングネックレスのように長くして着けたい場合は、手持ちのブレスレットとつなげてみるのも手です。
一般的なチェーンブレスレットは18㎝程度なので、42㎝のネックレスとあわせると60㎝のロングネックレスが完成します。ただしつなぎ目が前に出てきやすいので、プラチナ+プラチナなど、同じ貴金属素材であわせるのがポイントです。
チェーンが取り外せるタイプのペンダントであれば、チェーンそのものを希望の長さのものに変更するのが最も簡単です。その際スライドアジャスター付きのチェーンと交換すれば、さらに洋服等に併せてご自身でもサイズを調節出来るようになります。
もしチェーンをカットして短くしたい時、アジャスターのないチェーンにアジャスターを付けたい時、高価な貴金属チェーンの調整は、やはり専門店にお任せするのがいいでしょう。購入したお店、または信頼のおけるジュエリーショップに相談してみてください。
長さが調整できるタイプのネックレスでも、首元の位置の微調整と考えていただくのがいいでしょう。
ですので、ネックレスを購入する際には、出来るだけ試着して、長さのタイプごとにお手持ちの洋服とのコーディネートなど使用シーンを具体的にイメージしながら選ぶと良いのではないでしょうか。
また購入の際には、長さ調整の可否や、使い方も併せて確認しましょう。
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