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ジュエリーに使われる素材とは?それぞれの特徴をご紹介

2025.12.15

※掲載ジュエリーの商品情報や名称等は掲載当時のものです

ゴールドやプラチナなど、ジュエリーに用いられる素材には、様々なものがあります。その素材によって、素材ごとの特徴があり、価格やその美しさも変わってくるでしょう。
そこで今回は、ジュエリーに用いられる様々な素材について、それぞれの特徴をご紹介します。
ジュエリーを選ぶ際やプレゼントを選ぶ際など、ぜひ参考にしてみて下さい。

ジュエリーに使われる素材とは?それぞれの特徴をご紹介

ジュエリーに使われる素材の特徴・違い

ジュエリーに使われる主な素材としては、以下の3つが挙げられます。

 

● ゴールド
● シルバー
● プラチナ

 

それぞれの特徴を見ていきましょう。

 

ゴールド

古くからジュエリーに用いられてきたゴールドは、圧力がかかると平面に伸びていく展延性に優れており、繊細なデザインを表現しやすいのが特徴です。
見た目にも高級感を感じられますが、価格・価値も非常に高く、年々価格上昇を続けている素材でもありますね。

 

変色・腐食もしにくい素材ですが、純金のままでは柔らかい素材であるため変形しやすく、ジュエリーとして加工する際には、強度を高めるために他の金属が混ぜられていることが多いでしょう。

 

また、他の金属を混ぜることで色味を変化させられるというメリットもあり、ピンクゴールドやホワイトゴールドなど、カラーバリエーションが豊富なのも魅力です。

 

純金そのものは金属アレルギーを起こしにくい素材だとされていますが、混ぜられる他の金属によってアレルギーを起こしてしまうこともあるため注意が必要ですね。

 

シルバー

続いては、シルバーです。
シルバーもゴールド同様、加工がしやすく、ジュエリーに用いられる素材として古い歴史を持っています。

 

光の反射率が高く研磨により強い輝きを放つシルバーは、ゴールドと比較してリーズナブルな素材であることも魅力のひとつですね。

 

こちらも純銀のままでは柔らかすぎて傷が付いてしまうため、強度を高めるために、一般的には「SV925」と呼ばれる、シルバー含有率92.5%のジュエリーが多く販売されています。
ゴールドと同じように、混ぜられる他の金属によって金属アレルギーが出てしまう可能性もあるため注意しましょう。

 

また、シルバージュエリーで注意しなければならないのが、変色です。
シルバーは空気に触れることで黒く変色が起こりやすいため、専用の柔らかいクロスで拭くなどしてこまめに手入れを行いましょう。

 

プラチナ

プラチナは限られた地域でしか産出されず、採れる量も少ないため、非常に希少性が高い素材です。

 

繊細な細工を施せる加工のしやすさと純粋な白色も特徴で、その希少性と神聖なホワイトカラーから、結婚指輪の一般的な素材としても知られていますね。
その白色が宝石の色を引き立たせてくれるため、ダイヤモンドをはじめ様々な宝石とも相性抜群です。

 

また、プラチナの大きな魅力として、化学的に安定した性質を持つため、日常生活で変質や変色の心配がないということがあります。
簡単なお手入れで美しい輝きを保つことができ、また金属アレルギーを起こしにくい素材でもあるため、お守りのように日常的に身に着けたい特別なジュエリーにもおすすめですね。

 

その他アクセサリーに用いられる素材

ジュエリーに用いられる主な素材としてはご紹介した3つが挙げられますが、その他にも、アクセサリーには次のような様々な素材が用いられます、

 

● 真鍮(しんちゅう
● ステンレス
● チタン

 

銅と亜鉛の合金である真鍮は、加工性が高くリーズナブルであることが魅力です。また、時間とともに、変化していく色合いや質感を楽しめるのも特徴です。

 

鉄にクロム・ニッケルなどを混ぜて作られるステンレスは、耐久性に優れていることや、リーズナブルさが魅力の素材です。
錆びにくくお手入れも簡単ですが、サイズ直しなどの加工が難しいことはデメリットと言えるかもしれません。

 

チタンは、汗や水にも強い丈夫さと軽さが魅力です。
熱加工によって様々な発色が叶うことも特徴で、艶消しや鏡面仕上げなど、見た目に変化を付けられるのも良いですね。

割金とは

ゴールドなどの特徴としてもご紹介したように、強度・耐久性や加工性を高めるために、ゴールドやシルバー、プラチナといった素材には「割金」と呼ばれるその他の金属が添加されています。

 

前述のように、ゴールドなどでは混ぜる金属により色調を変えることも可能ですね。

 

割金として使われる金属も様々で、素材ごとにそれぞれ次のような割金が使われています。

 

● ゴールド → 銀、銅、パラジウム、ニッケル、亜鉛など
● シルバー → 銅、パラジウムなど
● プラチナ → パラジウム、ルテニウム、イリジウムなど

間違いやすい素材の違い

ここまで、主なジュエリーの素材についてご紹介しました。

 

ご紹介したジュエリーの素材の中には他にも、混同しやすいものや、より詳しく知っておきたいポイントがあります。

 

プラチナとホワイトゴールドの違い

まず、その白色の色味から似たイメージを持ちやすいプラチナとホワイトゴールドについてです。
日本ではプラチナは「白金」とも呼ばれるため、その呼び方から混同されてしまうことも良くありますね。

 

2つの大きな違いは、プラチナはもともと白色に近い純粋なカラーを持つ素材ですが、ホワイトゴールドは純金に素材を混ぜ、銀白色のコーティングを施して白色に近づけた素材であるということです。

 

そのため、ホワイトゴールドは時間が経つとコーティングが薄くなってしまうこともあるでしょう。
褪せることのないプラチナの生まれながらの白色は、結婚指輪に多く用いられる理由のひとつでもあります。

 

ゴールド・プラチナの品位とは?

貴金属における「品位」とは、割金が添加されている貴金属で、その貴金属の含有率を指すものです。
プラチナを含む多くの貴金属では品位は千分率で表すことになっていますが、ゴールドでは「カラット表示」と呼ばれる、24分率で表す表記方法が残っていますね。

 

ゴールドでは、以下のような品位のものがあります。

● 24K:金100%
● 18K:金75%
● 14K:金58%
● 10K:金42%

 

24Kは柔らかく加工が難しいため、ジュエリーとしては、18K以下が主流となっています。

 

プラチナでは、以下のような品位のものがあります。

● Pt999:プラチナ99.9%
● Pt950:プラチナ95%
● Pt900:プラチナ90%
● Pt850:プラチナ85%

 

プラチナは、Pt850以上でないとプラチナ・ジュエリーとして認められません。

 

また、各素材のご紹介でもお話ししましたが、特にゴールドでは、混ざっている貴金属の種類によっては、割金の量が多ければ多いほど金属アレルギーに注意しなければならないでしょう。

まとめ

ジュエリーの素材は、カラーや輝きといった見た目だけでなく、その加工性やアレルギー、変色・変質の面など、貴金属によってその特性も異なります。

 

素材を選ぶ際には、デザインはもちろんですがアレルギーの有無や使用する頻度なども考慮すると良いでしょう。

 

特にプラチナはアレルギーや変質・変色を気にせずに日常的に身に着けやすく、純粋な輝きを永く楽しめます。
上品な白色は年齢・トレンドを問わず様々なシーンで輝くため、特別なジュエリーをお探しの方はぜひプラチナ・ジュエリーを探してみてはいかがでしょうか。

>>プラチナが選ばれる7つの理由 

監修

PLATINUM

Preciousplatinum.jp編集室

プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関であるプラチナ・ギルド・インターナショナルによる情報サイト。
プラチナの価値を伝えるとともに、プラチナ・ジュエリーに関する実用的なアドバイスや専門的な情報を幅広く提供しています。

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