プラチナ・ジュエリーの国際的広報機関による情報サイト
2022.6.13
2023.8.4
世界最古のモチーフといわれているハートモチーフは、私たちに一番身近なモチーフと言えます。何気なく使っているモチーフですが、そこにはどんな意味があるのでしょうか?
ハートモチーフの起源や、その意味、ジュエリーの選び方などをご紹介します。
身に着けることで恋を叶えてくれる、恋愛成就のモチーフとして人気のハートモチーフ。そんなハートモチーフが持つ意味は“愛情”や“幸福”です。
メールやSNSでも、人や物への愛情を表現したり、幸せな気持ちを伝える時にハートマークを使用するという人も多いはず。僧侶や聖職者を意味するトランプのハートマークも、“純粋な心”を表すといわれていることから、ハートモチーフは愛で満たされた幸福な心の象徴であることがわかります。
心臓の形のイメージが強いハートですが、モチーフの元になったのは植物の種です。紀元前7世紀頃のギリシャ人の植民地で栽培されていたシルフィウムというハーブの種がハート型をしていたことから、当時発行された銀貨に刻印され、モチーフが広まったといわれています。
ハート=心臓として描写されるようになったのは中世から。中世では心臓は感情を司る器官であるとされていたことから、愛情表現として多くのハートモチーフが描かれました。特に14世紀半ばから15世紀にかけての絵画で多く描かれているのは、ハートを誰かに捧げるという図です。
相手に心臓を捧げることは愛情の証であるとされ、絵画だけでなく、詩や物語にも心臓を捧げる、心臓を食べて心をひとつにするといった描写が出てくるようになりました。また宗教画でも、信仰への愛の証として心臓をモチーフにした画が多く描かれています。
日本にも神社などで見かけるハートモチーフがあるのをご存じでしょうか?日本のハートモチーフは猪目(いのめ)と呼ばれる文様で、その名の通り猪の目がモチーフになったといわれています。
古くから獣の目には魔力が宿ると考えられていたことから、猪目は魔除けや福を呼ぶ護符とされ、縁起が良い文様として建築装飾や刀の鍔に使われていました。また猪目には、お釈迦様との関わりが深い菩提樹がモチーフになったという説もあります。
古くから縁起が良いとされ、“愛情”や“幸福”を象徴するハートモチーフをあしらったジュエリーは、恋愛運を上げて良い出会いを引き寄せたい、恋人との関係を発展させたいという人におすすめ。
また、やわらかなカーブで描かれる独特のフォルムは女性らしさを演出してくれるため、フェミニンな雰囲気を纏いたい、可愛いモチーフで気分を上げたいという人にもぴったりです。
ハートモチーフのジュエリーの魅力は愛らしさ。それゆえに、私には可愛らしすぎるのでは?と躊躇する方も多いですよね。
では、大人の女性に似合うハートモチーフジュエリーにはどんなものがあるのでしょうか?アイテム・素材・デザインから、その選び方を見ていきましょう。
人気モチーフであることからさまざまなアイテムになっているハートモチーフですが、おすすめなのはネックレスです。素材やデザインのバリエーションが豊富なので、あなたに似合うアイテムが見つかるはず。
また、心臓に近いネックレスは恋愛成就のお守りとしてもうってつけ。恋を叶えるといわれる右手の薬指や、恋を引き寄せるといわれる左手の薬指に着ける指輪も、ハートモチーフの効果を高めるのにぴったりのアイテムです。
どんなシーンにも似合うハートモチーフジュエリーなら、素材はプラチナがぴったり。凛とした清潔感のある白色が、甘さを抑えて大人の女性にふさわしい洗練された印象を与えてくれます。
さらに上質さをプラスしたい人は、ダイヤモンドをあしらったジュエリーを選んでみてはいかがでしょうか?特にハートモチーフにダイヤモンドをぎゅっと敷き詰めたパヴェタイプは、他にはない贅沢感を感じられるはず。
愛らしさと個性をプラスしたいという人は、好きな色や誕生石から色石を選ぶのがおすすめ。誕生石をあしらったジュエリーは、お守りとしても人気があります。
可愛すぎないハートモチーフジュエリーなら、ハートがラインで描かれたデザインが人気です。手描きで描かれたような強弱のあるラインにアシンメトリーなデザインは、大人っぽさを演出したい人にぴったり。
特にラインにウェーブが入った立体感のあるデザインを選ぶと、上品な華やかさを演出することができます。
愛に満たされた幸福な気持ちを象ったハートモチーフジュエリー。やわらかな曲線で描かれたモチーフは愛らしく、女性としての魅力を高めて新たな魅力を引き出してくれそう。
また、“愛情”を意味することから、愛を伝える贈り物にもふさわしいジュエリーです。身に着けるたびに笑顔になれるような、心を満たしてくれるハートモチーフジュエリーを見つけてくださいね。
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